Kumagai's work

美術作家 熊谷美奈子の活動報告など

昔の写真をフライヤー(チラシ)に使っていただきました  


先日終了した、ピアニスト井上郷子さんのコンサートのチラシ(フライヤー)に、20年前に撮影した写真を使っていただきました。


井上郷子 Music Documents 2016 #24 作曲家たち ~平石博一の世界
(画像は両国門天ホールさんのサイトよりお借りしています。)

画像右上の、井上さんと平石さんのツーショット写真がそれです。
Music Documents2016#24




写真を撮っていたころの思い出。

大学では絵画専攻だったので、写真は卒業後の独学です。
大学の授業のときはちんぷんかんぷんでサボりまくってました。

あのころは低感度モノクロネガを減感現像したりとか、イルフォードの多階調印画紙+フィルターやバライタを使ってみたりと、けっこう面倒なことをしていたなぁと思い出します。

ニコンの単焦点50mmでカリカリに撮ったネガを減感現像して、軟調で高精細に紙焼きしつつ、さらにアクセントで部分的に焼きこむというのがお気にいりでした。
(なんだかアホっぽいですね。とにかくディテール命だった。)


写真はメインの作品制作がスランプの時期に、たぶん2~3年くらいやっていました。

ただ、写真になにか思いをこめるとか、写真によって自己表現をするということがどうしても私にはなじめず……。
写真による「作品制作」はほとんどおこなっていません。
当時の私にとって、写真はあくまでも、記録のための道具や手段にすぎなかったようです。

いま手もとに残っている当時の写真も、勉強とバイトをかねたポートレートや、コンサートなどの記録写真くらい。

結局写真は私の表現手段ではないという結論に達し、近年一眼(現在はデジタル)を使うのは作品や展示の撮影ばかりになってしまいました。


それでも、いろいろ悩んでいた時期に私を助けてくれた写真には、とても感謝しています。
(実はそのあとのスランプも写真撮影で切りぬけました・笑)

将来なにか気持ちに変化がおこれば、写真を使った表現をすることもあるかもしれませんね。





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